埼玉県

百観音温泉

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地下深くに閉じ込められた太古の海水が、豊かな温泉としてはぐくまれ、
動力ではなく、天然ガスの力で地表に噴出する。

関東の平野部では非常に珍しい自噴温泉が、埼玉の、とある駅前にある。
ただの日帰り温泉ではない、本気の湯治場っぽさが感じられる施設である。
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湯郷 白寿の湯【埼玉県神流川温泉】



「源泉を見せるということ」

足元湧出などでない限り、湧きたての温泉を見ることはないだろう。
あの濃い茶褐色の湯がこんなにも透明であること。
炭酸水のようにシュワシュワと泡を立てていること。
にがりのような甘塩味をたたえていること。
そしてなにより、源泉を大切に管理する姿勢が感じられるのではないかと思う。

天然温泉 花咲の湯【埼玉県上尾市】


全然「ニュー」じゃない、むしろ懐かしさが漂う「ニューシャトル」で大宮から15分。
「ハライチ」の出身地としか知識がなかった原市駅で下り、歩いて5分のこちらへ。

長年「園芸センター花咲村」として営業してきた敷地内に天然温泉が湧出。
それを活かして、2009年2月にオープンしました。建物はオーナーが好きだという
フランス統治時代のベトナムで用いられたフレンチコロニアル様式が取り入れられていて、
館内のインテリアもアジアンリゾート風。
併設のレストランもエスニック料理が中心と、コンセプトがしっかりとしています。


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源泉のかけ流し風呂は露天に1つと少ないけれど、
7~8人はゆったりと入れる広さで、泉質的にも満足のいくものでした。
泉質はナトリウム-塩化物温泉
茶色のにごり湯で、塩味と金気臭がします。
季節により加温するとのことですが、非加熱でもちょうどよい温かさです。

そのほかの露天ゾーンの源泉風呂、つぼ湯、寝ころび湯などは循環。
内湯は井戸水を利用しています。
時間的に合わず、未体験ですが、サウナではロウリュサービスもあります。

もうひとつのこちらのウリが高濃度炭酸泉
ずっと入っていられる38度で、全身に心地よく泡が付きますが、
塩素臭が思ったよりもきつく、早々に退散しました。
壁には大きなテレビ。なんで埼玉にはテレビ付きの風呂が多いんだろう?

どうやら岩盤浴も人気のようで、土日などは待ち時間が発生してしまうため、
11月には岩盤浴エリアを増築してリニューアル予定だそうです。
ロウリュの新ルームや休憩所も新設されます。


【2012年8月17日入湯】
入浴料/800円、土日祝850円
営業時間/10:00~25:00(最終入館24:00)
定休日/なし

見沼天然温泉 小春日和【埼玉県さいたま市】


2009年にオープンした日帰り温泉施設。
オープンの少し後に行こうとしたらHPに告知もなく休業していて、
それからなんとなく足が遠のいていました。

アクセスは北浦和駅から無料送迎バスが出ています。
朝一番の9時40分発を利用すると、常連さんと思しき方々が続々と乗ってきました。
地元のリピーターがかなり付いているようです。
通常は20分ほどのようですが、渋滞にはまり、40分かかって到着。

なぜ朝一番のバスで来たかって、通常は入館料800円~ですが、
開店から昼12時までは朝風呂500円で利用できるのです。
2012年11月30日までのキャンペーンとなってますが、
好評で期間を延長させているみたいなので、11月以降も分からないかも、ですね。

さて浴場ですが、まず第一印象として、
最近できた首都圏の日帰り温泉施設としては源泉風呂が多いなと思いました。
内湯と露天風呂に非加熱源泉のかけ流しが1つずつ、
さらに加熱源泉かけ流しが内湯に1つ、露天に3つあります。

源泉は地下1530mから湧出するナトリウム-塩化物強塩温泉
非加熱源泉は37℃ぐらいで、最初は冷たいが、
じんわりと体の中から放出されてくるような感覚で温かくなってきます。
湯口では透明ですが、湯船の湯をすくうと細かい茶色の粉が溶けているような感じで、
全体的に薄く濁っているように見えます。
味は塩辛く、少し油臭が混じります。

加熱源泉は半身浴用の「あさ湯」「あつ湯」「ぬる湯」と温度や湯船の造りに変化があります。
温泉の特徴もそれほど損なわれていないと思いました。


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入口そばの庭には立派な屋根付きの足湯がありました。


露天の周囲の庭園の造りもこだわっていて、雰囲気あるなと思ったのですが、
非加熱源泉のそばのテレビはいかがなものか。
せめて内湯のどこかとか、サウナの中とかだったら気にならないんだけど、
できれば露天は静かに、日常を忘れて入りたい。


【2012年8月17日入湯】
入浴料/800円、土日祝900円、
    朝風呂(11月30日まで)500円。ほかの時間帯もキャンペーン割引あり
営業時間/10:00~24:00(最終入館23:15)、土日祝9:00~
定休日/なし
※5歳未満の入館不可

天然戸田温泉 彩香の湯【埼玉県戸田市】

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埼玉には実力派の日帰り温泉施設が増えてきましたが、こちらもそのひとつ。

戸田公園駅と高島平駅から無料送迎バスが運行されていますが、
1時間に1本なのでタイミングがあわず、歩いてしまいました。
戸田公園駅からは徒歩20分ちょっと。

こちらの特色としては、生源泉湯に尽きると思います。
露天風呂の一角にある風呂で、地下1500mで湧き出す源泉を加水、加温することなく、
鋳物の羽釜の湯船に直接注ぎこんでいるもの。
土を溶かしたような黄土色で、とにかく濃厚。透明度は10cmぐらい。
塩辛く、ほんの少しだけ油臭のようなものを感じます。

ただ、この鋳物の羽釜が小さく、女子ではマックス5人まで入れていましたが、
3人ぐらいでちょうどというサイズ。
温度も38℃ぐらいのぬるめなので、ずっと浸かれてしまうのですが、
「人気の風呂のため、10分程度でお譲りください」というような貼り紙があります。
まったく守っていないオバサマもいたけど。。。
それでもこのお湯に浸かるだけでも訪れる価値があると思いました。

そのほかの風呂も露天のほとんどと内湯の檜湯が温泉使用です。
生源泉とくらべるとだいぶ薄まった感じですが、沈殿がなく、
茶色透明という感じですが、これはこれで肌になめらかで悪くないです。
内湯は塩素の匂いが気になります。

もうひとつ、おもしろかったのが漢方薬蒸湯
ミストサウナに湯船も付いている、みたいな造りでして、
日替わりの薬草やハーブの香りと有効成分が溶け込んだ蒸気が浴室内に充満しています。
伺った日は「生姜」でした。

途中、スタッフの方が氷を配っていました。
湯あたりを防ぐためだろうけど、ほかの施設で出会ったことのないサービスでした。
サービスや応対は行き届いているんじゃないかと思います。


【2012年5月30日入湯】
入浴料/自遊人温泉パスポート利用(通常1000円、22:00以降800円)
営業時間/10:00~24:00(最終受付23:00)
休み/なし

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