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中房温泉 湯原の湯



大きなザックを背負った登山者たちが、軽く身支度を整え、山へ向かっていく。
ここは北アルプス燕岳の登山口。

かつては宿泊者と下山者だけに開放されていた至福の源泉に浸かる。
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中房温泉といえば、自家源泉数日本一の宿と言われ、
温泉マニアには広く知られる存在だ。
風呂数も14個と、1泊では回りきらないほど点在している。

本当は宿泊してすべての風呂を制覇したいところだが、
日帰り専用の「湯原の湯」を試しに訪れてみた。

源泉数が多いということで、
勝手にもう少し麓に位置する宿だと思い込んでいたが、
もうほんとに登山口のすぐそばでびっくりした。
朝一番に温泉だけに入りに来る客などは私ぐらいで、見かけるのは登山者だけである。

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風呂は野天風呂のみ。すぐそばの合戦沢の川石で組んだという湯船で、
2つに仕切られた湯船にはそれぞれ異なる源泉が注がれている。

手前の小さいほうの湯船が源泉「妙見の湯」で、
合戦沢の上流約100mの妙見岩の下にある大きな岩の割れ目から自然湧出。
奥の大きいほうの湯船は源泉「古事記の湯」で、
中房温泉の無料駐車場の堰堤より湧いているという。
どちらも高温だが、空冷式と水冷式で温度を下げていて、加水なしのかけ流しだ。

湯の中には大きな消しゴムカスのような白い湯の花がふわふわと浮いている。
どちらもとろりとした感触だが、妙見の湯のほうがあたりが柔らかく感じた。

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湯原の湯の横にあった温泉の減温設備。
近くまで立ち寄ることはできなかったが、立ち上る蒸気が湯の勢いを感じさせる。

R0013494a.jpg
売店で名物の「地熱蒸したまご」を注文したら、
これから蒸しあがったものを取りに行くところだというので、見学させてもらうことに。
この焼山という場所は地熱で砂が熱くなっていて、スコップで砂をかき分けていくと、
大きな鍋のようなものが出てきて、その中にたまごが並んでいた。
普通のゆで卵なら30分程度でできるそうだが、売店では2、3日かけて
燻製のようになったものを出している。

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むしたま105円。中もきれいな茶色だ。燻したような香ばしい風味が加わって、
塩を使わなくても、充分に味があって美味しい。

今回2つの源泉だけでも少し違いが感じられたので、
宿泊施設のすべてのお風呂に入れたら、また違いがあるのではないかと想像した。
やっぱりいつか宿泊で来なくては。


【2013年5月16日入湯】
入浴料/700円
営業時間/9:30~16:00
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